四十九日
今日は、父の四十九日でした。
早いもので、亡くなってからもう一ヶ月以上が過ぎました。
わたしは30過ぎてまで、ずーっと実家で過ごしていたからか
実家から離れて暮らしている今でも、ふと、父の存在を思い出す瞬間が多々ある。
お父さんが亡くなってから報告したことといえば
相棒の新シリーズが始まったよ ということと
巨人が優勝したよ ということ
この二つは絶対に知りたかった内容だと思う
さすがに、今暮らしている家に父の写真は飾っていないけど
実家に帰り、写真の父を見ると、未だに切なさが込み上げてくる
日本全国
旅をするのが好きだった父は、68歳で亡くなってしまったけど
まだ元気だったら、今頃GO TOキャンペーンを駆使して、母と旅行に行ってただろうなとか
ずっと仕事一筋だったから、これから先に、そういうやりたいことがまだまだあっただろうなと思うと、やはりやりきれない気持ちになる。
葬儀から今日まで、そういった、親戚一同が集まる席に、お父さんがいないことが
わたしにはまだまだ違和感に感じて
もう、話すことができないんだと実感するたびに急激に悲しくなってくる。
広い家で一人(プラス犬)になってしまった母は
わたしも今日家に帰って、持っていたリコーダーを一緒に吹いてみた。
母なりに、一人になって長くなった時間を有意義に使おうと考えているのだろうけど
そりゃあ、何かしていないと寂しいにきまってるよね。
祖父や祖母、友人や先輩、、
今まで自分の周りで亡くなった方はこれまでもいるけど
親が亡くなるというのは
想像していたのと全然違うよなぁ。
ひとまず
父は無事、仏になれたみたいなので安心しました。
お父さんがずっと大切にしてきた家族を、わたしもこれからもずっと大切にするし
わたしもそういう風に、いつか大切な自分の家族を持ちたいと思います。
お父さんの娘で本当によかった。
ありがとう